2011年5月29日日曜日

電動スクーター乗ってみた

たまたまアルバイト先(本業のデザイナー&フォトグラファーの仕事激減により週の半分くらいをこちらに費やして糊口を凌いでおります)に電動スクーターが入って来まして「ちょっと乗ってみる?」と言っていただいたのでありがたく試乗させていただきました。

テラモータースのSEED48という車両で要するにコレ http://www.webike.net/cg/18417/
本体価格¥99800ってのはスゴイな。中国製だけど。
車体は割としっかりしているというか、125ccクラスの車格に50cc相当の出力の600Wのモーターなんでオーバースペックと車体の重さがイイ方向に働いており、不安はそれほどないカンジです。

まあ発進がちょっとトロい感じがしたり(50cc相当だからそんなもんちゃそんなもん)、ブレーキの効きが若干アマい感じがしたり(ドラムだし、新車でアタリが出てないからかも)、やたらサスがフワフワしてたり(乗り心地優先してるんでしょう。多分)、タンデムシート&ステップついてるのにゲンチャ一種登録だったり(諸外国ではタンデムもオッケーなんでしょうね)とかイロイロあるんですがまずまず上出来じゃないでしょうか。
まあ本体¥99800って言っても登録費用別は当然としても、専用充電器別売り¥18900とかツッコんで欲しいのかって部分はありますけど。絶対必要な分は付けようよ。それとも数台購入〜充電器使い回しがデフォルトなの?フル充電に7〜9時間かかるってのに。
これなら電動ガンで有名な東京マルイ製のコレ http://scooter.tokyo-marui.co.jp/type_x/ とかのほうがいいのではないかと。まあ乗ったわけじゃないんで何ともいえないですけど。

標準装備バッテリーの寿命も未知数ですからね。 エコって言うけどバッテリー寿命が3〜4年・450回想定ってことなんで13500kmくらい。バッテリーが簡単に入換えできる構造じゃないみたいだしなあ。バッテリーにかかるコストとガソリンにかかるコストを天秤にかけると4ストOHC2バルブ単気筒のホンダ傑作エンジン車と大差ないんじゃないか。
いずれにせよ最大走行距離30kmじゃご近所専用ですよ。ウチからじゃ渋谷行ったら帰り動かない。ニコタマだって往復が怪しいですもの。ましてや速くしようとコイル巻き直とかしてパワーアアップ目指した日にゃもう…
チョイノリ程度だと思えばいいのかな。

それはそれとしてメカ的にパワーソースとか気になるのですよ。
電動スクーター分解してるウェブサイトとかあればいいのに。
お前がやれよというツッコミは神様がわたくしにロト6一等賞を下さったら考える。

2011年5月17日火曜日

シーズンはじまりました




東日本大震災の影響で3月4月と中止やら自粛やらだったレースシーズン開始ですよ。
そんなわけで5月15日日曜日ド晴天で日向は暑く日陰が丁度いいそんなカンジの気候の中出向いてきました筑波サーキット。テイスト・オブ・ツクバ。
朝6時10分入場開始予定でじゃあ30分前についてりゃいいだろうと思っていたんですが、道中スムーズだったせいで5時ちょい前には現地到着。い つものMCFAJのレース開催とは違う場所の割り当てはいいとしてもコース上でマシンをトランポやトレーラーから降ろして転がして移動は参った。少なから ず他の荷物もあるのですがそちらも同様。他の二輪のチームはそんなことしてなかったんでこれは我々サイドカークラスだけの特別措置なんだろうな。
テントはって体裁整えて準備完了。お客さんには展示で用意したF4トムボーイが思いのほか人気だったのは跨がってみられるからなのか、整備中のF1/F2クラスに遠慮したのか。まあいずれにせよ結構な数のヒトに興味はもってもらえたみたい。
午前10時半頃に予選を兼ねた練習走行。わたくし所属の#9チーム赤蜻蛉はマシンのエンジンのかかりがそれほどよくないうえ、ドライバーも気分が暖まるまで時間を要するのでだいたいいつも予選は4〜5番手。今回もクリアラップがとれないこともあり5番手。
午後3時過ぎに決勝レース。エキジビジョンだけど参加者にとっては一応真剣勝負ですよ。エキサイティング度を高めるために普段は『速いヒトが前』 なのを逆転させた逆ポールを採用し、『一番速いヒトは一番後ろから抜いて行く!』というオートレースのハンディ戦みたいな形式を取りスタート。相方さんは スタート上手ですのでとりあえず1コーナーにはトップで入ろうと事前相談していた通りになり満足。そのまんまの勢いで1周目トップで帰ってきて2周目、半 分ちょい消化したあたりの第2ヘアピンでインを刺されて2位後退、さらに直後にもう1台に抜かれ3位で3周目。後ろがどんだん追いついてきてそれはそれは イイカンジのバトルに突入。なんだけど4周目にもう2台に抜かれるとあとは徐々に差を付けられ結局は単独5位。あとから聞いてみるとどうやらリアブレーキ の効きが悪くなっており、責められるような状態ではなかったとのこと。原因が何かはまだわからんのですがリアブレーキがフェードしてカウルに素手で触るの はムリなほどチンチンに熱されておりました。こりゃあムリってもんですよ。まあ、次からが本番なんでそっちで頑張りましょうかね。

ちなみに今年から岡田商事様より有償サポート受けているFiVEグローブ、Formaブーツ、PANOLINオイルのデビュー戦でした。FiVE グローブはドライバー/パッセンジャーともえらくイイカンジです。Formaブーツはパッセのわたしには靴底が滑らないわ新品なのに足首が動きづらいこと はないわとポジティブだったのですが、相方のドライバーさんは「履き心地はいいんだけどつま先がコの字になっているシフトバーに入り切らない&靴底の厚さ がソコソコあるのでブレーキの踏みしろが合わなくなった」とのこと。ブレーキは調整である程度出来たのですが、シフトバーを拡げることは現場ではムリして 壊れたらどうもならんのでそのまま。これは次回までに解決したいところです。PANOLINオイルに関しては今回が入換え直後なのでよく判らないというの が実情。走行中のギア抜けが多発してしまったのがオイルのせいというよりはシフトバーコントロールがいつものようにできないことのウェイトがでかいと思う ので。まあギア抜けはシルコリンオイルの頃からあったからエンジンがそういうクセができちゃっているのかもしれません。
EKチェーン様も昨年より継続で使っております。丈夫です。全然伸びてもいねぇし錆もしねぇ。あと1年は余裕で持つな。あ、ケミカル類は欲しいです。
NGKスパークプラグも縁故関係でちょっと安く使わせて貰ってます。持つべき者は使えるところに転職した友人ですよね。サンキュー。

3週間後には富士スピードウェイで本当の開幕戦ですよ。今年の目標は1回でも総合優勝。とりあえずがんばろう。

そうそう、現在えらい筋肉痛。そこそこ運動してるつもりでもパッセンジャーやるための箇所を鍛えるのは無理みたい。まあ仕方なし。
ツイッターで検索したらレース写真をアップしてくれてるヒトがいらっしゃいました。(http://twitpic.com/4yfbqz)撮影者のFJYMさん使用OKいただきましたのでJRSAのHPにも使わせてもらいます。ありがたいことです。

2011年5月10日火曜日

カスタムコンテスト

なんかこのバナーを貼るとポイントがもらえるらしいので

第1回Webikeカスタムコンテスト

知人が変なCB400SFを応募するとかしないとか。よかったら投票してあげて下さい。
あと、イケてるカスタムバイクをお持ちの方は投稿してみるのもご一考。

わたしは便利にする改造しかしないのでこういうのに向いてないんですよね。
基本はノーマルチョイ足しで整備をこまめにですから。
あ、ノーマルでカラーリングのみ04ロッシのシグナス125Dがあるな。ヨメのだけど。

F4サイドカーをKX80のカスタム車って言うのは無理だろうな。ナンバー付いてないし。

2011年5月8日日曜日

ちょいと気になったので

ダートスポーツというオフロードバイク雑誌があります。(http://www.zokeisha.co.jp/dirtsports/)
以前、お世話になったりお世話したりといったことがあり、今では年に数える程しか付き合いがありませんがいまだに毎月見本誌を送って下さいます。ありがたいことです。
ライディングテクニックの紹介なども記事として展開しており、2011年6月号では「スタンディングの極意を伝授!!」とブチ上げてページを作っております。が、どうも根本的なところで激しく違和感があるのですよ。
なぜスタンディングが必要かと考えたときに、記事では「疲れないため」を主眼にしていますが、わたしが思うには「視線を安定させるため」が一番の目的ではないかと思うのですよ。膝のクッションとそれに伴った腰および腕の動きにより、頭を安定させることにより目線がブレない、おまけに脳の揺られるのを緩和することで自分の行きたい方向を定められることが求められるべきことであり、筋力を維持するのはオマケみたいなもんじゃないかと。だいたい、筋力を本気で長時間維持したいのであればそれなりのトレーニングをこなせば人それぞれの筋肉の資質はあるにせよ持久力は上がってくるはずですし、呼吸法のほうがよほど重要ではないかと思うのですよ。
デタラメ書いてんじゃねぇよとまでは申しますまい。手段としては間違っちゃいないのです。本来の目的がズレているのではないかというのが非常に気になるのです。
数ヶ月前の同様のライテク特集でも「コーナーで足をだすのは寝かしたマシンを支えるため」とか堂々と言い切っちゃっているしね。それもあるけど荷重をイン側にかけたいのが最重要だろってとこですよ。このIAモトクロスライダーはロードレースの皆さんが膝を擦っているのはマシンを支えるためだとでも思っているのかと。「シートの角に座るのもマシンを支えるため」ではなくてオフロードライディングで不安定な挙動に対応しやすくするためにリーンアウトでコーナーアプローチするとシート角が上部にくるくらい倒し込まなきゃいけないので、たまたま角が股の間に来るからそこをポイントを支えたほうが安定度が上がるってことなんじゃないかと。
体育会系のヒトは自分ができちゃうとそれが何故有効かをちゃんと説明できるヒトが少ないんですが、それを1万数千部とはいえ全国誌で展開しちゃうのはどうなんだろう。それとも運動能力のやたらと高いヒトたちはこれで理解し実践しちゃうんだろうか?
そんな疑問。
ウィリー松浦さんとか柏秀樹さんとか小栗伸幸さん監修ならこんな記事にならないんじゃないかな。たぶん。