2011年10月24日月曜日

MOTO-GP 2011マレーシア

マルコ・シモンチェリがレース中のアクシデントで逝去。
ご冥福をお祈りします。

栃木のフェスティカサーキットというカート中心のコースでアルバイト先のウェビックがバイクの運動会をやるってことでホイホイ参加し、ミニバイクとわたしのF4ニーラー・トムボーイで散々遊んで自宅に戻って来て、さてマレーシアGPはどうだったかなとMOTO-GPオフィシャルサイトを覗いたら#58よ永遠にですよ。冷や水ぶっかけられた感じ。
立場的にはレースアクシデントに関わったほうの立ち位置を自分で体験しているので辛いです。友人の死亡事故に関わってしまったエドワーズとロッシの胸中が少なからずわかってしまうもので…。
この記事を読んでから、2008年9月7日・富士スピードウェイで友人をなくしたときのことがフラッシュバック。PTSDばりに思い出されて仕方ありません。
2010年の9月に富沢祥也くんが他界したときもそうでした。ショーヤはGP250参戦1年目はわたくしが描いたネコのキャラクターをマスコットに使ってくれておりました。MOTO2になってからは別のところから力が働いたのか、カオスデザインさん制作のものになっちゃいましたが、それでも密かに応援していたのでかなりショックだったんですけどね。
なぜか今回のほうがPTSDがひどいようです。

オートバイでレースをしているリスクは十分に承知はしていますが、それでも転倒や事故は起きてしまうものです。
トラブルになったときに無事な確率を上げるべく、ウェア/セーフティギア/マシンの作り手も日々研究してくれています。わたしのスタンスからできることは安全率を上げられる商品があるよと啓蒙することくらい。それも最近ではずいぶん仕事としてはできなくなっちゃいましたけど。

街中ではバイク用ヘルメットとは言えないようなヘルメットを頭に乗せ、手も腕も足までむき出しで走っている方々をよく見かけます。知り合いには「そんなんじゃ死んじゃうよ」と冗談めかしに本音を伝えていますが全く知らない方々に街角でNGを出しまくるわけにもいかないのでほぼ見ているだけ。
残された人を悲しませる割合を少しでも減らせるまともなライディングギアはたくさんあるのになぁ。
まともなものが正しく評価される時代が来てくれないものか。と思います。