2011年9月4日日曜日

MCFAJ第2戦

サイドカーレースのハナシです。
8月28日がレース本番で前日27日が練習走行だったんですが、ドライバー粕谷さんが結構マジメで助かります。いろいろラインやファイナルのセッティングを試して、さらにパワーパイプさんのご協力で走行データを検証しそれを反映するというレースやってるならアタリマエのコトをちゃんとやってくれる。パッセンジャーのわたくしにもリクエストをしてくれるということでヤリガイが出てきます。
なんでこんなことをわざわざ書いてるかっていいますと、以前パッセを担当していた方はわたくしが多少動きを変えようが同じようにアクセル開けてるしセッテイング的にこうしたほうがいいんじゃないかと進言してもナンも聞いちゃくれなかったからです。そんなんで速いんだからある意味天才なんだけど同じくらい天賦の才能があってさらに努力や理解やチャレンジをするヒトには勝てなかったわけですよ。
グチ終了。
で、ちゃんとデータを反映して練習走行のファイナルF16-R37からR38にショート化しての朝の予選、最初からトばします。いままではタイヤ暖めるのに2周くらい使っていたんですが気温もそこそこあるせいか早めのタイムアッタックから2分4秒532にてセカンドグリッド。前回の6月第1戦より4秒削ってはいるのですがまだポールはとれず。まあバックマーカー抜きあぐねとか惜しいところはあってあの周とこの周のイイとことれば3秒台にはとか言ってはいたのですけどね。ポールは#66のF2-LCRで2分3秒657とか出されている(こちらは前回4秒台)のでコース条件も良かったんでしょう。
そんなんで割とよさげだった予選から決勝のあいだにトラブル発生。 リアブレーキがちょっと効きがよろしくないということでエア抜きを行ったところネジがナメて大変なことに…長く使っていれば金属疲労も出てくるんでしょう。応急処置でタップ立ててネジ山切ってM10-1.5ピッチのボルトでエア抜きしたあとメクラブタで対処。キャリパーのほうは買うと10数万円らしいので何とか別の方向で修理を模索中。
とりあえず何とかなったので決勝レース。
走り出す前のミーティングでは『#66渡辺/安田組に惑わされない』がテーマということでディスカッション。スピードはともかく車体形状が違うF2マシンは走行ラインもコースの速いところも違うんだから、あっちのリズムにかかるとこちらのイイトコが引き出せないので、こちらが速いところで勝てばいいじゃないということで落ち着きました。練習走行では100Rインベタラインとか試してみたんですがどうもドライバーに負担がかかる割に速くないのでそれならそこで抜かれても他で挽回するか、それ以前にブッチぎっちゃえばいいじゃないと。まあわたしはアクセル握ってないので気楽に言ってますが粕谷ドライバー怖いんだろうな。でも頑張ってくれるからこっちも頑張るのですよ。
スタートはちょっとホイールスピンしながらもセカンドポジションから1コーナーまでの間にトップへ浮上。このへんが1000ccエンジンと600ccエンジンの違い。こっちのノーズが入ってしまえば後は退かざるを得ないってことで。1周目コカコーラコーナー〜100R〜ヘアピン〜300Rまでトップで通過。ダンロップコーナーでリアが流れてスピン。リアが流れるってことはわたくしの押さえが足りてないってことでもあるので反省。幸いイイ感じの角度で停車したためすぐリカバリー。先行した3台を追います。60R〜プリウスコーナー〜最終コーナーまでで追いつき最終コーナー出口で#1小林/中山組を抜く。さらに2周目1コーナーで#5吉野/辻組も抜くとトップ#66渡辺/安田組が見えてきます。とりあえずそのまま2周ほど追いかけ、4周目ストレートでスリップから出てトップ浮上。利点活かしてイケイケのイイパターン。でも100Rではほぼ同じスピードでインベタ最短コースを取れるアッチの方が速くて抜かれ、そのあとのヘアピンでライン交差〜立ち上がりの緩い登りでトルク差でこっちが優勢〜なパターンを2周ほど。けっこうな接戦で観客的にもたぶん面白かったんじゃないかな。7周目にはヘアピンの抜き返し叶わず、先行されて2位走行。そしてこの周くらいから後半のプリウスコーナー〜最終コーナーへのアプローチがなんかリズム悪くなっておりました。プリウス立ち上がりからの加速がそれまでより明らかによろしくない。レース後に渡辺ドライバーと話をしたところ「ちょっとヤバそうだったんで意地悪しときました。」とのこと。要はこっちのラインを絶妙に塞いで加速を鈍らせる〜最終コーナー脱出速度も落ちる〜ストレートで加速が乗るのがちょっと遅れる〜という狙いなブロックラインを通っていたようです。前回と違って惑わされていたわけじゃないんで仕方ない。むしろ渡辺ドライバーうめぇ!なカンジ。そんなわけで1秒半くらい差で総合2位ゴールでした。
ラップタイムはいきなり2分01秒台なので内容としては良かったんですがゴール時の差は前回は0.7秒程度だったのでむしろ開いた。まあドライバー/パッセンジャー揃ってレース終了後に「あれ?あと1周あったんじゃないの?」とか余裕なんだか間抜けなんだかなわからない発言してたのでそれがわかっていればもう少し詰められたはず。
とりあえずクラス1位は取りましたので次戦筑波でクラス優勝すればチャンピオンです。まあマシン的に格下というかパワー的に劣るF2クラスに勝てないのはちょっとアレですが。
パワーで差が出るFSWと違って筑波では良く曲がるF2クラスのほうが有利なところも多いのですがとりあえず頑張ろう。なんか次戦の#66には国内最強パッセンジャーの大関氏が乗るとのことなので見える範囲で追いかけてもらって動きを見たいと思います。ついていければ逆転できるかもだしね。

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